プロセス能力診断用キットの一実装方法
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
米国カーネギーメロン大学のソフトウエア工学研究所が提案した, ソフトウエア能力成熟度モデルCMM(Capability Maturity Model)は, 持続的なプロセス改善を促す具体的な指針として, 近年多くの企業から注目されてきている.我々も, この考え方をベースに自己改善運動を進め, そのために必要となる広義のツール類の実装方法を確立し, 多数のプロジェクトに適用して実績を得た.一連のツール類は, 7種類のキットにグループ分けされる.これらの中で, プロセス能力診断キットは, 組織やプロジェクトのプロセス能力レベルを評定して, 改善のベースラインを設定する手段であり, その実装方法が改善運動全体の質を左右する.本論文では, 以下, このキットに焦点を絞ってその実装方法を一般化して提案し, ソフトウエアプロセスの改善運動を展開しようとする組織の参考の用に供する.
- 一般社団法人情報処理学会の論文
- 2000-01-14
著者
-
高木 英雄
Nttソフトウェア株式会社
-
福山 峻一
NTTソフトウェア株式会社
-
田中 僚史
NTTソフトウェア株式会社
-
渡辺 道広
NTTソフトウェア株式会社
-
宮村 修一
NTTソフトウェア(株)
-
福山 峻一
Ntt ソフトウェア生産技術研究所
関連論文
- ソフトウエアプロセスの持続的な改善を誘導するチェックリストの実装手順
- 均質なプロセス改善のための知識共有型プロジェクトリーダ支援システム
- プロセス能力診断用キットの一実装方法
- NTTソフトウェアにおけるプロセス改善の取組み (特別企画 ソフトウェアプロセス評価改善(SPA)の現状)
- 1.ソフトウェアCALS実証実験の成果と今後の展望(ソフトウェアCALS実証実験報告, いよいよ実用化へ)
- Adaの適用例(その1) DIPS プロジェクトにおける Ada の開発適用状況 (Adaの応用と評価)
- ソフトウェアコスト評価モデルルにおける品質価値パラメータの検討
- ソフトウェア開発環境高度化の展開 (ソフトウェア開発環境高度化の展開)
- 分散形ソフトウェア開発環境の構成方式 (分散形ソフトウェア開発基本環境)