分散処理システムの処理モデルの一提案
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概要
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分散処理システムの処理形態の分類としてガートナグループの分散コンピューティング・モデルが有名である. 我々は、分散処理システムを分散処理におけるデータ保管場所と処理形態の観点より7つのモデルに分類し, クライアント/サーバ・システム構築のための処理モデルとして利用している. 7つの処理モデルとモデルを構成要素としたクライアント/サーバ・システム構築体系であるオープン・ソリューション・フレームワークを説明する. このフレームワークの目的は, 多様な製品選択肢の洪水に悩まされているクライアント/サーバ・ユーザに, 簡便なガイドを提供することである. このフレームワークを参照にすることにより, 従来多くの時間と労力を費やし, かつ品質面でも問題の多かったC/Sシステムの構築をより迅速にかつ低コストで, 高品質に実現できる.
- 一般社団法人情報処理学会の論文
- 1996-05-17
著者
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