ルールチェッキングエキスパートシステムの検証法
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概要
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エキスパートシステムが,実用的なアプリケーションとして使われるようになりつつある.それらのアプリケーションが,正確さを保証するためにテストされることは不可欠である.例外(例えば,冗長,矛盾,行方不明の知識)からエキスパートシステムの検証をすることは,その信頼性を改善するために重要である.そうした例外は,知識ベースに誤りがあることを示唆している.一般的には,検証によって明らかになった誤りを,慣習的なシステムテストによって摘出することは殆ど困難である.検証は,領域に依存した例外のチェッキングツールによって自動的に実行可能である.従って,例外は形式的に論理的側面から定義でき,論理に基づく知識ベースの統語論的検査によって摘出できる.本論では,述語論理として一次的に表現された例外定義の形式を検証する形式的な枠組みを提示する.また,RCESと呼ばれる自動的検証のための方法論にも触れる.RCESは先に示した例外摘出ツールよりも優れている.それは,例外の幅広い領域を摘出する.さらに,大規模知識ベースのより実用的なタスクをチェックするためにより多くの柔軟性をユーザに提供する.
- 一般社団法人情報処理学会の論文
- 1994-09-08
著者
-
ハミド アイサム.a.
Department Of Information Design Tohoku University Of Art & Design
-
ハミド アィサム
東北芸術工科大学情報デザイン学科
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