「宗門改帳」を入力史料とした古文書画像データベースの構築
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概要
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本稿では、江戸時代における人口分析システムを開発するための第一段階として、「宗門改帳」古文書画像データベースの構築した。「宗門改帳」(しゅうもんあらためちょう)とは、17世紀末から19世紀中期の期間に、原則として集落単位に毎年作成されていた人口史料の総称である。従来の研究方法では十分保障されていなかった、史料読解から文字データ入力に至る研究過程の再現性を、古文書画像データと文字データの両者を同一画面上で検索・表示することによって確保した。さらに、史料読解から文字データ入力までの作業過程を短縮するために、年齢を表記した漢数字を対象として、古文書文字の自動認識に関する実験を行った。
- 一般社団法人情報処理学会の論文
- 1996-11-15
著者
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