コンピュータを利用した漢字力診断テスト(CAT)の開発(1) : テスト項目と診断方法
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概要
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テストには,学習者の総合的な到達度を測ったり,ある目標ラインに達しているかどうかを判定したりする役割のほかに,個々の学習者のその時点での習得状況を的確に診断し,その後の学習に役立つアドバイスを与えるといった「診断的評価」の役割もある.初級(300字~500字の漢字を既習)程度の学習者を対象に,漢字の習得状況に関する診断を行う「漢字力診断テスト」を作成し,パーソナルコンピュータを利用したCATの開発を行った.漢字習得に必要と思われる12の評価(学習)項目を立て,それぞれの項目に関するテストの結果を12本の軸上においてレーダーチャートで表すことにより,学習者の漢字力(漢字習得状況),特に弱いところや強化するべきところをイメージとして知ることができる.
- 一般社団法人情報処理学会の論文
- 1993-09-03
著者
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