地名認識システムとその応用
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概要
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我々は,音声認識が使われるためには,認識できる文・単語の範囲が明確であること,キーボードなど他の入力手段より音声の方が簡単に入力できることなどが重要であると考えている.この条件にあてはまる例として,日本全国の約10,000個所の地名が認識できる音声認識システムを開発した.連続出力分布型HMMを用いた不特定話者・連続単語認識によって,男女の平均で,1位認識率94%,5位以内認識率99%を得ている.DSPを2個使用したハードウェアにより,リアルタイムの認識が可能である.本稿では,このシステムの認識アルゴリズムとハードウェアについて報告する.また,公衆情報端末(据置き型の情報端末)にこのシステムを組み込んで評価実験を行った結果を示す.
- 社団法人情報処理学会の論文
- 1995-07-20
著者
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