稼動中システムのデバッグを考慮したOSデバッグ機能(OS-2 : OSの基本機能)
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
急速に利用が拡大しているオープンソースソフトウェアの代表的なOSであるLinuxは、24時間365日稼動を要求する企業システムの運用サポートに必要なデバッグ機能に大きな課題を残している。本稿では、上記企業システムのデバッグ機能として、カーネルクラッシュダンプ機能とトレース機能を連携するデバッグ方法を提案する。さらに、トレース機能として、システムのサービスレベルの低下を最小限に抑え、かつリブートレスなトレース機能の拡張が可能なLKST (Linux Kernel State Tracer)について述べる。また、その有効性を確認するため、実例と定量的評価によって検証する。
- 2003-08-04
著者
-
芹沢 一
(株)日立製作所システム開発研究所
-
畑崎 恵介
株式会社日立製作所中央研究所
-
中村 哲人
株式会社日立製作所中央研究所
-
芹沢 一
株式会社日立製作所システム開発研究所
-
畑崎 恵介
(株)日立製作所中央研究所
関連論文
- 移送処理を考慮した負荷分散の最適化(コンピュータシステム)
- アイソクロナス・スケジューラの設計と性能評価
- アイソクロナス・スケジューラの設計と性能評価
- 連続メディア処理向きマイクロカーネルの開発(4) : 入出力方式の設計と評価
- 連続メディア処理向きマイクロカーネルの開発(3) : メモリ管理の開発
- 連続メディア処理向きマイクロカーネルの開発(2) : サイクリック・スケジューラの設計と実装
- 連続メディア処理向きマイクロカーネルの開発(1) : システムの概要と基本設計
- B-025 SANブート環境におけるシステム高信頼化技術の開発(B分野:ソフトウェア)
- B-013 SMPシステムに対応するLinux稼動中パッチ方式の検討(B.ソフトウェア)
- 稼動中システムのデバッグを考慮したOSデバッグ機能(OS-2 : OSの基本機能)
- B-45 システムの挙動に対応して動作の切り替えが可能なイベントとレーサLKSTの開発(言語と実行時システム,B.ソフトウェア)