ガスクロマトグラフィーによる含窒素化合物の測定 : TENAX-GC捕集-化学発光窒素検出器ガスクロマトグラフィーによる大気中のトリメチルアミンの定量
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概要
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TENAX-GC捕集管による常温捕集法と窒素化合物に選択的でかつ感度のよい化学発光窒素検出器付きガスクロマトグラフ法(CLD-GC)により大気中の微量なトリメチルアミンの測定法を開発した.TENAX-GC捕集管のトリメチルアミンに対する捕集効率は20℃前後の捕集温度ではほぼ(90〜100)%であり,ガスクロマトグラフへの加熱追い出しも定量的であった.又,捕集管に捕集したトリメチルアミンの保持率も6時間程度では変化がなかった.CLD-GC法では,他の炭化水素からの妨害がないため,数1の大気試料を直接捕集することによって数ppbレベルのトリメチルアミンを定量することができた.
- 社団法人日本分析化学会の論文
- 1980-12-05
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