ホウ酸メチルの迅速蒸留分離法による鉄鋼中ホウ素のクルクミン吸光光度法の改良
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概要
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クルクミン吸光光度法による鉄鋼中の微量ホウ素の定量法(JIS 1227-1980)を改良するため,迅速蒸留分離装置を利用し,ホウ酸メチルとして分離後クルクミンを用いて発色し,メタノールと水との混合溶液で希釈して吸光度を測定する方法を提案した.ホウ酸メチルの蒸留と吸収液の乾固を同時に行い,発色を含め,同一容器内で操作することにより,分析所要時間を1/2以下に短縮できた.又クルクミンで発色した溶液を,メタノールと水の混合液(3+1)で希釈することでから試験液の吸光度の低減を図ることができた.
- 社団法人日本分析化学会の論文
- 1988-09-05
著者
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