新しい塩基を用いたカールフィッシャー容量試薬
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概要
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ピリジンに代わる新しい塩基で,カールフィッシャー容量試薬を調製した.各種塩基で検討した結果,新しい塩基としてアミノピリジン化合物が最適であることを見いだした.この新しい容量試薬はピリジン臭がなく,かつ正確さは従来のピリジン含有のカールフィッシャー容量試薬と同等であった.炭化水素類,アルコール類,有機酸類,エステル類,エーテル類,ケトン類,アミン類,糖類,油類,ポリマーなどの水分定量をこの新しい容量試薬で行ったが,従来のカールフィッシャー容量試薬での分析値と良い一致を示した.
- 社団法人日本分析化学会の論文
- 1986-02-05
著者
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加藤 弘眞
三菱化学(株)横浜総合研究所分析物性研究所
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加藤 弘眞
三菱化成工業(株)総合研究所分析物性センター
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小野 光正
三菱化成工業(株)総合研究所分析物性センター
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桑田 眞一
三菱化成工業(株)総合研究所分析物性センター
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桑田 眞一
三菱化成工業
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