分相滴定法に基づく界面活性剤の自動光度滴定 : II.逆滴定法による陰イオン界面活性剤の定量
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概要
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陰イオン界面活性剤の定量法として分相滴定(逆滴定法)に基づく自動光度滴定法を開発した.逆滴定法は先に報告した直接滴定法に比較して多孔質テフロン分離膜によるクロロホルムの分離をより良好に行わせることができ,本法に最適であることを確認した.逆滴定法による約2mM試料溶液の変動係数は0.50%であり,又,種々の陰イオン界面活性剤の分析値は終点補正した従来法と良好な一致を示した.更に,多孔質テフロン分離膜を電極型に改良することで多検体の連続自動光度滴定を可能とし,又,データ処理装置を導入することで本法の実用性をより高めることができた.
- 1983-08-05
著者
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