ポストカラム反応を用いた高速液体クロマトグラフィーによるアルカノールアミンの分析
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概要
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強酸性イオン交換樹脂を固定相に用いる高速液体クロマトグラフィーにより,モノエタノールアミン,ジエタノールアミン,トリエタノールアミン,N-メチルエタノールアミン,N,N-ジエチルエタノールアミンを分離定量した.カラム溶出液中のアルカノールアミンの検出には,次亜塩素酸塩とアルカノールアミンを反応させてクロラミンを生成させ,過剰の次亜塩素酸塩を亜硝酸塩で還元した後,クロラミンとヨウ化カリウムを反応させ,生成する三ヨウ化物イオンを検出するポストカラム反応を用いた.(3×10^<-8>〜1.5×10^<-9>)molのアルカノールアミンを用いて作成した検量線は良好な直線となり,標準溶旅中のアルカノールアミンも精度よく定量できた.
- 社団法人日本分析化学会の論文
- 1981-06-05
著者
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