電位差滴定法による卵アルブミンの定量
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
イオン選択性電極を用いるたん白質の定量に関して卵アルブミンを用い基礎的研究を行った.本研究ではイオン選択性電極を指示電極として卵アルブミン溶液に10^<-4>Mの硝酸銀溶液を滴下する電位差滴定法を適用した.その結果,滴定曲線に明りょうな変曲点が認められ,この点を終点としてアルブミン量と硝酸銀量の関係をプロットしたところ,およそpH4〜8の範囲で良い直線関係が得られた.又実験結果から電位差滴定法と直接法とを比較すると電位差滴定法のほうが一けた程度アルブミンに対する感度が低いことが分かった.
- 社団法人日本分析化学会の論文
- 1983-06-05
著者
-
河野 賢太郎
九州工業大学工学部環境工学科
-
河野 賢太郎
九州工業大学工学部
-
吉永 鉄大郎
九州工業大学工学部環境工学教室
-
谷村 俊史
九州工業大学環境工学科
-
吉永 鉄大郎
九州工大 工
-
吉永 鉄大郎
九州工業大学工学部
関連論文
- イオン電極法を用いる金属イオンのキトサンへの吸着に関する基礎的研究
- 有機化合物のpKaと分子軌道法で求めた指標との相関
- アルミン酸ナトリウムを共沈試薬とするリチウムの回収
- 地熱熱水の脱砒素処理で生じたスラッジの再資源化に関する基礎的研究
- 下水のCODとSS(浮遊懸濁物質)の関係 : COD補正式の適用とその妥当性
- 試薬添加法による地熱水からのシリカスケ-ル付着防止法
- 水酸化鉄(III)共沈法による地熱水中のヒ素の除去
- 電位差滴定法による卵アルブミンの定量
- 銀イオン選択性電極による卵アルブミンの定量
- 海水の直接電解による次亜塩素酸塩の製造--マグネシウム塩およびカルシウム塩の効果〔英文〕
- ジフェニルカルバゾン法による微量塩化物イオン定量法の改良
- ジシアンジアミドのアルコール附加反応によるグアニル-O-アルキルイソ尿素塩の合成
- 地熱水中のシリカに関する基礎的研究
- 地熱水中のシリカによるスケ-ル付着を防止する方法--試薬添加法-2-
- シアナミドとO-アルキルイソ尿素との縮合反応およびシアノ-O-アルキルイソ尿素の合成