イオン交換分離-ジアンチピリルメタン吸光光度法によるチオシアン酸アンモニウム試薬中のチタンの定量
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
チオシアン酸アンモニウム試薬中の微量チタンの定量法を確立した.試料83gを1lの水に溶解する.これに塩酸91ml を加え,内径2.5cmのガラス管にチオシアン酸形樹脂5.0 g を詰めたカラムに通す.この操作を5回繰り返し,試料415 g を処理する.次いで2mol/l 塩酸-1.5%過酸化水素溶液80ml でチタンを溶離し,ジアンチピリルメタン法で吸光光度定量する.その結果,供試したチオシアン酸アンモニウム試薬中に(21.8±1.7)ppbのチタンが検出された.
- 社団法人日本分析化学会の論文
- 1981-04-05
著者
関連論文
- 霧島火山地域およびその北西地域の温泉の生成機構
- 強塩基性陰イオン交換樹脂に対するアスコルビン酸系からの金属イオンの吸着挙動
- 霧島火山地域及びその南西部地域の温泉の生成機構
- 霧島火山地域および新川渓谷地区の温泉の分布と化学成分の経時変化
- イオン交換分離-ジアンチピリルメタン吸光光度法によるチオシアン酸アンモニウム試薬中のチタンの定量
- 陰イオン交換分離―吸光光度法による生物試料中の銅の定量
- 強塩基性陰イオン交換樹脂 : チオシアン酸系からの金属イオンの分離
- 紫外部二次微分吸収スペクトル解析法による炭酸イオン共存下における炭酸水素イオンの直接定量
- 陰イオン交換による天然水中の銅のプレコンセントレイションー吸光光度法による定量
- A01 桜島の火山活動の推移と噴出物の化学組成変化との関係
- 陰イオン交換分離--吸光光度法による生物標準試料中のチタンの定量
- 陰イオン交換分離-吸光光度法による生物標準試料中のバナジウム,コバルト,銅,亜鉛およびカドミウムの同時定量
- 陰イオン交換分離-吸光光度法による珪酸塩岩石中の微量銅の定量
- イオン交換-吸光光度法による環境標準試料中のバナジウム,コバルト,チタンの定量
- 陰イオン交換分離-吸光光度法による環境標準試料中のバナジウム,コバルト,チタンの定量
- 教材としての植物色素--小学校における酸・塩基指示薬として
- イオン交換-アルセナゾIII吸光光度法によるケイ酸塩岩石中のトリウムの定量
- 天然水中のコバルトの定量
- 天然水中のバナジウムの定量
- "あかじそ"の色(化学との出合い, 化学とは)