プレカラムを用いる空気中微量n-,iso-酪酸及びn-,iso-吉草酸のガスクロマトグラフ分析法の検討
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概要
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プレカラムを用いる空気中の微量m-,iso-酪酸及びn-,iso-酪草酸のガスクロマトグラフ分析法を検討した.試料空気中のこれら低級脂肪酸はプレカラム(60/80メッシュのカーボパックBにSP-1000を0.3%とリソ酸を0.3%塗布した充てん剤を長さ18cm,内径4mmのガラスカラムに充てんした)に室温において吸引捕集される.このプレカラムを200℃に加熱して捕集試料を水素炎イオン化型検出器(以下FIDと略記)付きガスクロマトグラフヘ導入し,4種の低級脂肪酸を分析する.分離カラムには,60/80メッシュのカーボパックBにFFAPを0.3%とリン酸を0.3%塗布した充てん剤を長さ1.5m,内径3mmのガラスカラムに充てんしたものを用いた.これを200℃,窒素キャリヤーガス流速65rnl/minで操作した結果,4種の低級脂肪酸は先鋭なテーリソグのないピークとして8分以内に完全に分離できた.又,きゅう覚試験用10m^3ステンレススチール製無臭室(以下無臭室と略記)内に調製された4種の低級脂肪酸の既知濃度{約(11〜13)ppb}の回収実験は,変動係数で(2.9〜11.3)%の範囲内にあり,しかも共存する大気汚染物質の影響を受けることなく精度よく測定できた.又,この回収実験における本法の検出限界濃度は空気濃縮量11で約1ppbであった.
- 社団法人日本分析化学会の論文
- 1978-07-05
著者
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