活性炭吸着法と熱分解ガスクロマトグラフィーを用いる揮散ポリジメチルシロキサンの定量
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概要
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空気中に存在する揮散有機ケイ素化合物(シリコーン化合物)を定量するため, 活性炭を充てんしたガラスカラムに空気を通じて, シリコーン化合物を吸着させ, 有機溶剤で溶離し, 溶離液を熱分解ガスクロマトグラフィーで分析する方法を検討した.その結果, 空気中の有機ケイ素化合物を簡便かつ選択的に, 又, 精度よく定量することができた.本法により空気中からのシリコーン化合物(ジメチルシリコーン)の捕集効率は, ほぼ90%以上であった.定量限界は吸収量によっても異なるが約1ng/mlであった.
- 社団法人日本分析化学会の論文
- 1991-02-05
著者
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