加熱気化方式を用いるキャピラリーガスクロマトグラフ/質量分析法による土壌中の揮発性有機塩素化合物の定量
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概要
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土壌中の揮発性有機塩素化合物(ジクロロメタン, 1,1-ジクロロエチレン, trans-1,2-ジクロロエチレン, cis-1,2-ジクロロエチレン, 1,1-ジクロロエタン, 1,2-ジクロロエタン, クロロホルム, 1,1,1-トリクロロエタン, 四塩化炭素, トリクロロエチレン, テトラクロロエチレン)を, 土壌サンプルの加熱気化成分のTenaxGC管への濃縮, 濃縮成分のキャぴラリーGC/MSへの導入によって, 高感度, 高精度に分析する方法の開発を行った.検出限界は0.05ng〜0.5ng, 回収率はすべての物質で90%以上, 相対標準偏差は1,1〜5.6%と良好であった.
- 社団法人日本分析化学会の論文
- 1990-04-05
著者
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