計算機言語文法書からの知識獲得
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
コンピューターで問題を解決しようとする場合に,いままでは,必要となるべき知識を人間かあらかじめ予測してシステムが利用できる形に変換して,メモリ上に展開していた。ところがコンピューターに,人類が全く知らない新しい事実を発見させたり,探索的な作業を行わせようとすると,必要な知識をいかにしてシステム内に取り込むかが問題となる。その知識は,膨大かつ予測が困難なものである事が多い。そこで,人間の介入なしに自動的に情報を収集しておいて,これを知識として利用できる形に変換,格納する機能が必要である。一方,有史以来,人間の持つ技術についての知識のほとんどは文書の形で記録されているので,そのような情報源としては文献が有効である。そこで本研究は,文献から知識を獲得する技術研究の一端として,計算機言語の文法書から知識を獲得する事を考える。そして,計算機言語の文法書から,言語のシンタックスに関する知識を獲得し,その知識に沿って,入力される文字列のシンンタックスチェックを行うシステムについての研究を行う。
- 1986-10-01
著者
関連論文
- 業務アプリケーション開発へのUML Profile for EDOCの適用法の提案
- インタビューによる要求抽出作業を誘導するシステムの実現方法
- インタビューによるソフトウェア要求分析過程とWWW上に構築するその支援環境
- 特集「ソフトウェア開発における仕様記述法とその適用」の編集にあたって
- 新しい要求仕様のあり方
- 77-04 簡単な数式処理言語FORMAL による部分分数展開プログラム
- 76-01 LISPのM式をS式に変換するSNOBOL4プログラム
- ユーザモデルを用いたオンラインヘルプのメッセージ生成
- 計算機言語文法書からの知識獲得
- 「顧客満足」時代の情報システムSFA
- 業務フロー図とオブジェクト指向分析・設計(パネル)
- ユーザの意思決定をフィードバックする意思決定支援システム
- 目的に沿った手続きの流れを考慮したインタフェースの研究
- 達成感を考慮した初心者ユーザを動機づけるヒューマンインタフェース
- 達成感を考慮した初心者ユーザを動機づけるヒューマンインタフェース
- ユーザの心理に重点を置いたインタフェースに関する研究
- 複写機故障診断支援エキスパートシステムの開発
- モデルの適応によるオフィス情報システムの構築
- クラス階層を導入した論理プログラムミング言語のための否定
- 入出力例と説明文を生成するリスト処理プログラム理解支援システム
- 入出力例から既存のプログラムを組み合わせてプログラムを合成する一手法
- 自動化を考慮したループ結合によるプログラム変換システムの作成
- Implementation of Gentzen-Type Formal System Representing Properties of Functions (アルゴリズムにおける証明論)
- 数式処理技術を活用した中学数学教育支援システム(数式処理と数学研究への応用)
- オブジェクト指向技術とその応用論文特集の発行にあたって : ソフトウェア工学とデータ工学の立場から
- 特集「エディタ」の編集にあたって
- An Implementation of the Formula Manipulation Package in Common Lisp
- Abductiveモデルによる診断システムにおけるコストと危険度を考慮した質問生成法