M平面を用いた符号パターン投影法のドット誤り訂正能力について
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概要
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符号化パターン投影法は、ある一定のパターンを物体に投影し、その投影パターンの歪みを計算することによって物体表面の3次元座標を求める手法である。筆者らは符号化パターンにM平面を用い、M平面のウィンドウ性から投影パターンともとのパターンの一義的な対応づけを容易に行う方法をすでに提案した。本論文では、投影パターンにドット欠落やドット並びの反転などの誤りが生じた場合について詳しく検討する。さらに、ドット対応の誤りの検出・訂正を行うアルゴリズムを新しく考案し、その有効性を確かめる。
- 社団法人情報処理学会の論文
- 1986-10-01
著者
-
中村 浩章
豊橋技術科学大学生産システム工学系
-
森田 啓義
豊橋技術科学大学生産システム工学系
-
矢島 一泰
豊橋技術科学大学生産システム工学系
-
阪田 省二郎
豊橋技術科学大学工学部生産システム工学系
-
藤元 克己
豊橋技術科学大学工学部生産システム工学系
-
阪田 省二郎
豊橋技術科学大学工学部知識情報工学系
-
阪田 省二郎
豊橋技術科学大学
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森田 啓義
豊橋技術科学大学工学部生産システム工学系
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