ドット誤り訂正能力をもつ符号化パターン投影法による物体形状の計測
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概要
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符号化パターン投影法は,物体の三次元形状を物体に非接触な条件下で計測する方法で,ある符号化されたパターンを物体に批影し,投影パターンの歪を計測することによって物体表面の三次元座標を算出するものである.本輸文では,符号化パターンとしてM平面ドットパターンを用いることにより,パターンの歪を計測する際に問題となる投影パターンと元のパターンとの一義的な対応づけを容易に行う技法を提案する.さらに,投影ドットの一部が受像されない場合やその順序が反転した場合には,符号理論における誤り訂正の考え方を導入することによって,ドットの正確な対応づけを復元するアルゴリズムを提案し,その誤り訂正能力を明らかにする.最後に,本方式を用いた物体形状計測システムを試作し,複数物体の測定実験を行った結果を報告する.
- 社団法人情報処理学会の論文
- 1988-03-15
著者
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中村 浩章
豊橋技術科学大学生産システム工学系
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森田 啓義
豊橋技術科学大学生産システム工学系
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矢島 一泰
豊橋技術科学大学生産システム工学系
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坂田 省二郎
豊橋技術科学大学生産システム工学系
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阪田 省二郎
豊橋技術科学大学工学部知識情報工学系
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森田 啓義
豊橋技術科学大学工学部生産システム工学系
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