監視制御システムへのマルチメディア応用
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概要
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プロセス計装で使用される監視制御システムのオペレータステーションでオペレータは、CRTを介してプロセスの状態を把握し、必要な操作を行う。CRTに表示される情報は、グラフィックスによる計器イメージやトレンドグラフを主体としている。しかし、計測データのグラフィックス表示だけでは詳細な状況を把握できないことや、実際のプラントを映像として見ながら操作を行うことへの要望がある。そこで、現状のシステムでネットワークを介して現場の状況を動画像・音声データとして送り、制御情報と関連付けて処理することで、より充実した監視制御を可能にしたい。これを実現するために、制御LANインタフェースを含めた動画像処理ハードウェアからなる監視制御システム用マルチメディアインタフェースを試作した。ここでは、それを用いたシステム構成を中心に述べる。
- 一般社団法人情報処理学会の論文
- 1995-03-15
著者
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