ペン入力インタフェースとしての漢字混じり仮名漢字変換評価
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概要
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ペン入力機器で日本語文書を作成するための入力形態としては、(1)平仮名で筆記し仮名漢字変換を行う、(2)漢字混じりで筆記し漢字混じり仮名漢字変換[1]~[5]を行う、(3)全ての文字を原文通り筆記の3種類が考えられる。このうち(3)の方法は、正しい漢字を書くことができない、複雑な漢字を書くのは面倒である等の理由から現実的ではない。我々は、漢字文字認識と漢字混じり仮名漢字変換を有するペンワープロを用い、上記(1)と(2)の方式によって文字入力・変換候補選択を含む文書作成実験を行い、作成に要した時間、変換率等の評価を行なったので報告する。更に、被験者が仮名表記した文字や漢字表記した文字の調査結果を基に漢字混じり仮名漢字変換の変換率向上への指針を示す。
- 一般社団法人情報処理学会の論文
- 1993-09-27
著者
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