PLANET : PWBレイアウトシステム : システム概要
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
近年、装置の高速化、小型化に対応するためプリント基板がますます高密度、高多層になると共に、SMDを始めとした実装部品の多様化が進み、プリント基板のレイアウト支援ツールに対して以下のような要求が出されている。 (1)グリッドレス化 部品の多様化、高密度化により、従来のピン間n本という設計基準や、ビットマップを用いた自動配線アルゴリズム等では対応できず、実寸系で処理を行う必要がある。 (2)両面実装、高多層化 部品の両面実装、高多層化により貫通ヴィア以外に半貫通、ブラインドヴィアへの対応が必要である。 (3)電気特性の考慮 ネット毎に配線幅やクリアランス値の指定を可能とし、さらにECL回路やデジアナ混在基板では、平行線長、分岐長制限等を考慮する必要がある。 本稿では、これらの要求に応えたPWBレイアウトシステムとして、自社製EWS上に開発したPLANETシステムのシステム概要について報告する。
- 一般社団法人情報処理学会の論文
- 1989-10-16
著者
-
野村 稔
日本電気株式会社
-
加藤 一朗
日本電気(株)
-
三巻 正
日本電気(株)
-
久富 雄二
日本電気(株)
-
青島 一倫
日本電気(株)
-
野村 稔
北陸日本電気ソフトウェア
-
飯島 和之
日本電気通信システム(株)
関連論文
- プリント基板レイアウトシステム(ALPHEUS)の概要
- 機能図入力システムにおける回路図面生成
- PLANET : PWBレイアウトシステム : システム概要
- 階層を考慮した外部端子割り付け手法
- 統合論理設計支援システムILOSにおける配置設計 : PLAC
- 電気系EWSシステムPROCEEDの概要
- 太線に有効な一層配線の一手法