拡張アドレッシングプログラム運用に関する一考察
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
従来、大型汎用コンピュータの仮想記憶装置は通常24ビット、でアドレス付け(24ビットアドレッシング)されており、16MB(=2^<24>Byte)までアドレス定義が可能であった。一方、情報処理対象業務が増大し、複雑になるにつれて処理プログラムが大規模化するため、所要メモリ容量が増加しており、従来の仮想記憶装置のメモリ容量内で大規模プログラム開発を行うことが困難になってきた。そこで、仮想記憶装置のアドレス付けを31ビットで行う拡張アドレッシング(31ビットアドレッシング)機能を導入し、仮想記憶装置を2GB(2^<31>Byte)まで利用可能とし、大規模プログラムの開発及び運用を容易にした(図1参照)。本稿では、大規模オペレーティングシステムの1つであるVOS3/ES1の拡張アドレッシング機能を用いた計算機センタの運用環境の中で、24/31ビットアドレッシング領域間の連絡機能について述べる。
- 一般社団法人情報処理学会の論文
- 1989-03-15
著者
-
伊藤 優
(株)日本設計構造設計本部
-
川島 常雄
(株)日本ビジネスコンサルタント
-
山田 則男
(株)日立製作所
-
松野 深美
(株)日立製作所
-
大嶋 隆資
(株)日本ビジネスコンサルタント
-
松野 深美
(株)日立製作所汎用コンピュータ事業部
-
伊藤 優
(株)日本ビジネスコンサルタント
関連論文
- 40153 長スパン床の振動実験と床居住性能評価
- 22412 低降状点鋼を用いた断降状型制震ダンパーの設計 : その2 せん断パネル及びせん断パネル付骨組の加力実験
- 22411 低降状点鋼を用いたせん断降状型制震ダンパーの設計 : その1. ダンパーおよび建物の設計概要
- 2742 高層建築物における直接基礎の設計と挙動実測の例
- 某高層建築物における直接基礎の設計に関する報告 : 構造 : 関東支部
- 2507 30階建高層建物の振動実験 : その2 実験結果
- 2506 30階建高層建物の振動実験 : その1 実験概要
- 17 某高層建築物における直接基礎の設計に関する報告(構造)
- 21426 異なる補剛材を有する圧縮形ブレース架構の実験 : その1. 実験概要及び荷重-変形
- 川崎病院高層棟の構造設計と施工
- 20137 浜松アクトタワーの風・振動観測 : その4. 風速と応答の関係
- 20136 浜松アクトタワーの風・振動観測 : その3. TADの制振効果
- 長大な跳ね出し部を有するT字形高層建築物の構造設計
- 22376 溶接入熱量を実験変数とした溶接継手性能に関する基礎的研究
- 22138 エレクトロガスアーク溶接施工試験
- 21454 付加質量機構と粘性減衰機構を併用した高層建物の振動特性(アクティブ制振,構造II)
- 20135 浜松アクトタワーの風・振動観測 : その2. 風速の性状
- 拡張アドレッシングプログラム運用に関する一考察
- ワークフロー機能を持つ品質管理ツール"VISUAL Q"の開発
- 21341 2011年東北地方太平洋沖地震における超高層SRC建物の地震応答解析(東北地方太平洋沖地震:応答特性と評価,構造II,2012年度大会(東海)学術講演会・建築デザイン発表会)