インタオペラブルデータベースの実装規約 : データベース言語とデータ転送
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概要
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近年、高度情報化社会の進展と共に異機種計算機間の情報交換の必要性が増大しつつある。このような要求を受けて、通商産業省工業技術院大形プロジェクト「電子計算機相互運用データベースシステムの研究開発」が発足され、その一環として、異なる計算機システム上に分散配置されているデータベースの相互運用性を確立するために必要な技術開発が1985年度から開始された。このプロジェクトを実施している財団法人情報処理相互運用技術協会(INTAP)の第1専門委員会では、インタオペラブルな分散データベースシステムを開放型データベースシステムとして位置付け、基本的な相互運用性を実現し相互参照処理を可能にする範囲での検討を行い、1987年度にはISOリモートデータベースアクセス(RDA:Remote Database Access)を基本標準として実装規約を作成した。本稿では、この第1専門委員会における、インタオペラブルデータベースを実現するための相互データベースアクセスに関する標準データベース言語ISO/SQL機能サブセットの規定および分散データベースシステム間でのデータ転送の規定について述べる。
- 一般社団法人情報処理学会の論文
- 1988-09-12
著者
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