音声認識を用いる電話回線を介したIrDAによる機器の遠隔操作システム
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概要
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近年、Windows95か火付け役となり、家庭にもPCが徐々に普及し始めた。それとともに、性能が上がり、簡単な音声認識は特別なハードウエアなしでもPC単体で可能となってきた[1]。しかし, 電話回線などを経由した場合、帯域制限などの影響で、音声認識は難しくなる。そこで音声認識を送信側で行い、結果だけをDTMF信号として、電話回線を通して伝送し、IrDA[2]などを用いて遠隔操作を実行することか考えられる。現在既に様々なサービスが電話回線とDTMF信号を組み合わせて実現されている。プッシュホンがあるところではどこでも操作が可能な反面、12種類しかない音の組み合わせで様々な命令を実行するのは、必ずしもそのユーザ・インターフェイスの面で良いとはいえない。本稿では、電話にとってもっとも自然である「音声」を使った遠隔操作を提案する。
- 一般社団法人情報処理学会の論文
- 1997-09-24
著者
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