WWWベースの統合デスクトップ環境"CALS EI Navigator"
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概要
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インターネットへの接続の普及に伴って、WWWインタフェースの基づくアプリケーションが多く見られるようになった。CALSのように、デファクトの標準体系を用いて企業の枠組みを超えた製品情報を伝達、管理することを要求される場合には、このWWWのインターフェースもアプリケーションのGUIを構成する基盤として今後、さらに重要度を増してくるものと思われる。我々は、CALSで標準として採用されているSGMLやSTEPなどをサポートする各種ツールや、それらの文書管理機能、製品情報の管理を行うPDMアプリケーションなどを統合し、ワークフローを介してこれらを効率よく使用できる環境を提供することを目的として、WWWべースの統合デスクトップ環境"CALS EI Navigator"を開発した。本稿では、この特徴について述べる。本システムの主な特徴としては、以下のとおりである。・クライアント・サーバー間のデータの送受信は、httPプロトコルを使用 ・簡易ワークフローよる、情報の記録、伝達を行い、その進捗状況を、フロー図上で明示する。・画面の表示内容や処理内容を利用者の要求に応じてカストマイズが可能。・文書管理、PDMの機能(一部)
- 一般社団法人情報処理学会の論文
- 1997-09-24
著者
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金子 聡
インフォメーション・テクノロジー・ソリューション株式会社
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村上 代一
インフォメーション・テクノロジー・ソリューション株式会社
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神宮 正弘
インフォメーション・テクノロジー・ソリューション株式会社
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大垣 純一郎
インフォメーション・テクノロジー・ソリューション株式会社
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