技術情報管理システムにおける簡易編集機能つき表示機構の試作
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概要
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設計や開発などの技術的な作業を行なうオフィスにおいてもワークステーションやLANの普及に伴って、図面をはじめとする様々な技術文書を分散環境下で効率的に管理する要求が高まっている。そこで取り扱う文書は、テキスト以外にCADの出力となるグラフィックス・データ、イメージなど多様であり、それらを検索、表示、印刷装置への出力などを高速でかつ容易に実行できる機能が要求される。このような技術情報管理のアプリケーションの機能の1つに表示機構(ビューワー)がある。取り扱う文書がA0、A1といった大きなサイズを持つ点でいわゆるDTP(Desk Top Publishing)が対象とする通常の文書とは性質を異にしている。表示装置の解像度の観点から拡大/縮小の機能は不可欠である。ビューワーは本来、表示を主な機能としているが情報の選別を行なうための補助機能として簡易な編集機能(追加情報の記入、操作など)を追加し、この情報をもとにビューワー上で図面の選択を行なうことで操作性の向上をはかる方法を考えた。本稿ではこの簡易編集機能について考察する
- 一般社団法人情報処理学会の論文
- 1994-09-20
著者
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