コミュニケーションのための擬人的インターフェイス作成支援システム

概要

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インターネットでは, さまざまなコミュニケーションのためのアプリケーションが利用されているが, 電子メールやチャットという文字べースのコミュニケーションは手軽に利用できるため, 普及している。しかし, 文字べースのコミュニケーションは情報の受け手が相手の感情を即座に理解できないという問題がある, ユーザは文章内に, 文字を組み合わせた表情をあらわす顔などを挿入することにより, 自分の感情を相手方に伝えるという工夫をしている。そのような感情表現に3D画像を用いればよりスムーズに相手に伝えることができる。我々はチャット環境に文字情報の補助をする3D画像を導入し, 感情の表現を簡単によりリアルに行えるようにした,。一般ユーザが簡単に仮想アクターを定義できるように工夫してある。ユーザが文章を入力したとき, 本システムは文章の内容を分析しその内容から自動的に仮想アクターを動作させる。さらにユーザは表現に必要なキーワード(言葉)とそれに対応する動作をカスタマイズすることでより多くの表現ができるようにしている。
一般社団法人情報処理学会の論文
1997-09-24