遺伝的アルゴリズムを用いたスケジューリング問題
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概要
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遺伝的アルゴリズム(以下GA)は, 生物進化の過程を模倣した確率的探索アルゴリズムであり, 各種の最適化問題に対する有効性が実証されつつある。本稿では, スケジューリング問題の中で難しい問題の一つとされる時間割編成問題にGAの適用を試みて, その能力を評価することにした。ここで扱う時間割編成問題とは, 教室の大きさ, 教授のスケジュールといった一定の制約の下で一週間における学校の時間割を作成する問題であり, 多くの制約と評価項目が必要となる。このような問題に対してGAを用いるとき, 従来のように解を一つの個体で表現すると設計が複雑になってしまう。本研究では, [l]で示されている解を個体の集団として考える共存型GAを採用し, 設計を容易にする事にした。
- 一般社団法人情報処理学会の論文
- 1997-09-24
著者
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