2人ゲーム戦略の共進化について
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概要
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GAにおいて個体間の競合によって適応度を決める場合は, 絶対的な適応度の基準がなく進化のバイアスが一定ではないため, 進化バイアスが弱い遺伝的操作だと(共)進化が起こりにくいと考えられる。そこで, 本論文では特に2人ゲーム戦略をお互いの対戦を通して進化させる場合を取り上げ, 進化バイアスが強い遺伝的操作を導入する。そして, Tic-Tac-Toe(三目並べ, TTT)に開して, 導入した遺伝的操作の劾果を単純な1点交叉やランダムな突然変異によるものと比較し, 実際に競合によって共進化が起こることを確認する。さらに, 共進化が起こるための効果的な対戦のさせ方について検討する。
- 一般社団法人情報処理学会の論文
- 1997-09-24
著者
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元木 達也
新潟大学大学院自然科学研究科情報・計算機工学専攻
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元木 達也
新潟大学工学部
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元木 達也
College Of General Education Niigata University
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山本 正敏
新潟大学
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