OLiVeにおけるライブラリ登録編集機能
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概要
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ライブラリは80年代前半に大型コンピュータを中心とした, プリント基板設計CADシステムの出現により, ライブラリも大型コンピュータ上に構築されてきた。そのため大型コンピュータ上のライブラリは登録規模の巨大化と, 各ツールからの独立性から, 容易にダウンサイジングができない状態であった。しかし, 現状のCADシステムは殆どがEWS或いはPCに移行されている。また, 近年のプリント基板の高速化・高密度化に伴い従来の設計工程では十分対応できなくなり, CADツールの多様化・多機能化が進みライブラリへの機能拡張とダウンサイジングが求められている。今回, 我々はこの様な要求に耐えられる回路設計, 基板レイアウト設計も伝送線路シミュレーション等, 基板設計工程で必要なライブラリを一元管理したライブラリ登録・管理システム(OLiVe)を開発した。本論では, OLiVeシステムの特徴と機能の紹介をする。
- 一般社団法人情報処理学会の論文
- 1997-09-24
著者
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