連立代数方程式の数値解法における初期値探索に関する一考察
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概要
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連立代数方程式の数値解法において, ニュートン法を適用する場合, その初期値は根の十分近くに与える必要がある。一般に, 複数の解をもつ連立代数方程式において, 初期値を根に十分近づけて与えることは非常に難しい。しかし, 遺伝的アルゴリズムを利用すれば, 比較的簡単に複数の初期値を探索することができるのではないかと考えた。この報告では, 初期値を統一的に計算するため遺伝的アルゴリズムを利用した結果について述べる。
- 一般社団法人情報処理学会の論文
- 1997-09-24
著者
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