視覚障害者のためのWWWブラウズ援助プログラム
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概要
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視覚障害者は計算機を利用して多くの情報を得ることができるようになった。しかし、Graphical User Interface (GUI)の普及は視覚障害者にとって、かえって計算機の利用の妨げとなっている。最近GUI環境に対応した音声出力システムが開発され、利用できるようになってきたが、まだ多くの問題がある。視覚障害者にとってGUI画面の2次元的な情報を理解することは困難であるだけでなく、音声出力システムもGUI画面の2次元的な表現に対応していない。WWWはGUIの代表的なアプリケーションであり、その(健常者にとっての)使いやすさにより、多くの情報がWWWを通して提供され、私たちにとって強力な情報ツールとなっている。しかし、GUIであるがために視覚障害者にとってはその利用には困難がある。我々は、視覚障害者が音声インタフェースでWWWにアクセスできることを目的として、サポートシステムを開発・試作し評価した。
- 一般社団法人情報処理学会の論文
- 1997-03-12
著者
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