SGML 文書と差分情報とから指定の版を合成する実現方式
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
1.1 全体の位置付け (Position in the Project) 日本国工業組合法による生産・調達・運用支援統合情報システム技術研究組合(略称-CALS 技術研究組合, 英略称-NCALS) は, 次世代のデジタル化文書による生産・調達・運用の支援を研究している. その中でも, 筆者らは, 電子出版技術を研究対象とし, 業界を超越したデジタル化文書の交換を考慮した SGML 文書型定義による様式を提案し, その実証実験を継続している. 1.2 利用者要件 (User Requirements) その電子出版の中でも, 技術文書では, 次の利用者要件が高い. a)企業内及び業界内での特定の様式のデジタル文書から, 中立的な文書様式に変換して, 受信者へ送り文字及び映像を再生したい. b)文書内容の改定要望・技術改良を複数個所から集め, その意見一覧を文書に添付したい. c) 送付文書は, 最新版を省略時値として送るが, 受信者がその最新版を参照したい場合, 前の版に戻れるようにして欲しい. d)文書作成・編集は, その内部記述様式である SGML-DTD の深い知識がなくてもできる高い利用者対機械間の界面を具〓してほしい.
- 一般社団法人情報処理学会の論文
- 1997-03-12
著者
関連論文
- 自動投錨を意識したNCALS平文文書とISO-HTMLとの変換
- SGML 文書と差分情報とから指定の版を合成する実現方式
- 文書断片の構造を変換して移動する SGML 文書編集方式
- NCALSのはん(汎)用文書型定義の開発の方針と課題