CISC型からRISC型へのオブジェクトプログラムトランスレーション
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概要
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計算機の性能向上のためにCISC型アーキテクチャからRISC型アーキテクチャヘの移行をするケースは珍しくない.この場合,CISC型アーキテクチャに大きく依存したアセンブラレベルのソフトウェア資産をRISC型アーキテクチャ上で活用するために,CISC命令をRISC命令でエミュレーションする必要が生じる場合がある.CISC型アーキテクチャは一般に膨大な数の命令セットを持っているため,RISC命令への変換のための情報をうまく管理しなければ変換プログラム(コンパイラ)の開発,保守にかかるコストは膨大なものとなってしまう.本研究では,このような問題を解決するために,構造化された命令変換情報を用いて,CISC命令をRISC命令でエミュレーションする手法を提案する.
- 一般社団法人情報処理学会の論文
- 1992-09-28
著者
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竹内 陽一郎
(株) 東芝 情報・通信システム技術研究所
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竹内 陽一郎
(株)東芝情報・通信システム技術研究所
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山田 晃智
(株) 東芝 情報処理・機器技術研究所
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山田 晃智
(株)東芝情報・通信システム技術研究所
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