古文書を表現するためのマルチメディアデータモデルの構想
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概要
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古文書をイメージデータとして計算機に格納したり、古文書を翻刻した文書をテキストデータとして計算機に蓄積されてきている。古文書の特徴には、書かれている文字情報はもちろんその形状も重要な情報であり、研究者が分析・研究の対象として扱うのはイメージであるという点がある。しかし、古文書には多くの異本が存在し、数多くのイメージを扱わなくてはならない。テキスト化されたデータを計算機処理するにも、古語辞書を始め古文を処理するための蓄積が殆んどない。またハイパメディアへの期待も大きいが、書かれた文字情報の利用を考えると充分とは言えない。
- 一般社団法人情報処理学会の論文
- 1992-09-28
著者
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