汎用方式ASN.1ライトウェイト符号化規則エンコーダ・デコーダの評価
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概要
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OSIの応用層では、一般的にプロトコルデータ単位(PDU)のデータ構造がASN.1(抽象構文記法1)により抽象構文として定義されている。また、そのデータ構造から転送されるビット列への変換は符号化規則によって規定されている。現在ISOでは、ネットワークに対する高度化と多様化のニーズに応えて、ASN.1の大幅な見直し作業が行われている。符号化規則に関しては、現在国際標準として定められている基本符号化規則(BER)の他に新たに3つの符号化規則が、提案されている。そのうちの一つであるライトウェイト符号化規則(LWER)については、ASN.1の型毎にプログラムを生成するコンパイラ方式のエンコーダ/デコーダの評価が進められている。一方、報告者らはエンコーダ/デコーダの利用者が既存のアプリケーションをほとんど書き換える必要がない汎用的なエンコーダ/デコーダも有効であると考え、開発及びその評価を行ったので本稿で報告する。
- 一般社団法人情報処理学会の論文
- 1992-09-28
著者
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