C++言語の性能に関する評価

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概要

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近年、マイクロプロセッサの高性能化に伴い、汎用ワークステーション上において、オブジェクト指向のプログラミングパラダイムを持つC++言語が普及してきている。また、プログラムの生産性向上に関する要求が高まり、再利用性、拡張性、デバッグの容易性により、C++言語を用いたプログラム開発も行われている。C++言語はC言語にオブジェクト指向の機能を追加した言語であり、プログラムの生産性の向上が見込まれる。一方、追加機能に付随した処理が不必要な場合、性能低下が考えられる。本稿では、C++言語で記述したプログラムの性能に関して述べている。具体的には、C++言語の中で性能が低下する機能を洗い出し、その性能低下の程度を明確にしている。評価したC++言語のコンパイラは、C言語のトランスレータを用いている。
一般社団法人情報処理学会の論文
1992-02-24

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