マルチメディア情報ネットワークにおける同期データ転送方式について
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概要
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分散ネットワーク環境において、複数の異なるメディア(イメージ、テキスト、グラフィック、音声等)を統合したマルチメディア情報をコンピュータ上で扱うためのシステム開発では、各メディア間の同期をどのように取り、どのような方法で転送するか、また、音声などのメディアのリアルタイム特性をいかに保持するかなどの困難な問題がある。従来の同期方式は、同一コンピュータ上にあらかじめファイルとして格納されたマルチメディアドキュメントを同期的に再生、表示するものであり情報源がネットワーク上に分散するような環境を考慮していなかった。本研究では、IPC(Inter Process Communication)機能を用い、メディア毎に独立して処理ができるように個々にプロセスを割り当て、全体として送受信側でキューとタイマ管理により、メディア間の同期的な統合をおこなうものであり、リアルタイム再生、表示可能なマルチメディア情報ネットワークシステムの構築を可能とする。
- 一般社団法人情報処理学会の論文
- 1992-02-24
著者
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