グラフ表現を用いた動画像内容記述の組織化手法の検討
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概要
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動画像のようなマルチメディアデータを、簡単に利用するためのデータベースに関する研究が盛んに行なわれている。しかし、動画像のように多様な情報を持った内容を記述するには、高い表現力を持った記述形式を用いる必要がある。グラフ表現はこのような目的に適した記述形式の一つであるが、マッチングの際にかかるコストは膨大なものとなる。本研究で取り上げるシステムHIEROGLYPHは, R. Schankが提案したCD(概念依存)表現を用いて記述された動画像データの内容を,ネットワーク構造化アルゴリズムに基づいて組織化するシステムである。HIEROGLYPHはMDL原理を組織化の基準として用いており動画像の持つ階層的な場面構造を抽出することが可能となっている。
- 一般社団法人情報処理学会の論文
- 1996-09-04
著者
-
上原 邦昭
神戸大学 工学科
-
福田 慶郎
神戸大学工学部情報知能工学科
-
前原 恵太
神戸大学 工学部 情報知能工学科
-
福田 慶郎
神戸大学 工学部 情報知能工学科
-
槙本 希美
神戸大学 工学部 情報知能工学科
-
前原 恵太
神戸大学工学部情報知能工学科
-
槙本 希美
神戸大学工学部情報知能工学科
-
上原 邦昭
神戸大学 大学院システム情報学研究科
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