アドリブ演奏の自動生成プログラムの実装におけるフレーズ選択について
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概要
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我々は,音楽情報処理の研究の課題として,軽音楽におけるアドリブを自動生成するプログラムの実装を行なっている.このプログラムは,Boogie Project 2(BoP2)と名づけられ,これまでに開発の経過を報告してきた.演奏家は,アドリブを行うための単位,あるいは,構成要素となる小さなかたまりのフレーズの十分な量の蓄えを持っている.アドリブは与えられた楽曲の上で行われるが,この時,演奏家は楽曲の場面に応じた最適なフレーズ,あるいは場面を音楽的に変化させていくようなフレーズなどを選び出し,それらのフレーズをつなげていくことによってアドリブを完成させる.この過程のシミュレーションには,モーツァルトの"音楽のさいころ遊び"の方法を用いる.すなわち,ある程度,乱数の偶然性にフレーズの選択を委ねることとする.
- 一般社団法人情報処理学会の論文
- 1996-09-04
著者
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