軽音楽におけるアドリブ演奏の計算機による自動生成プログラムの実装
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概要
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音楽情報処理においては,自動作曲等,様々なテーマについて研究がなされ,多くの成果が得られてきている.本研究は,軽音楽における即興演奏を計算機を用いて自動生成することを目的としている.軽音楽におけるアドリブ演奏は,芸術的な価値判断の基準についての自由度が高いため,プログラムの仕様自体の自由度も高くなると考えられる.これまでに,実際の演奏者の知識を蓄積し,そのデータを基に,伴奏情報を参照しながらアドリブを自動生成するプログラムBoogie Project(以下BoP 1)の開発と実装を行って来た.プロジェクトは,新しくBoogie Project 2(以下BoP 2)と名付けられ,MIDIプロトコルの取り扱いとデータの処理が実装され,自動生成されたアドリブはリアルタイムにオーディオ装置から出力されるようになった.また,自動生成プログラムをより高度に発展させ,より自然で音楽的な評価が得られるような演奏を生成することができるようにした.
- 一般社団法人情報処理学会の論文
- 1996-03-06
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