PCサーバ向け「ハイブリッドRAID」の開発(4) : CPU負荷率低減の方法
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概要
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近年、CPUの高性能化や本格的なマルチタスクOSの登場により、PCサーバの業務への適用が進行し、そのディスクサプシステムとしてトランザクション処理に適したRAID5が一般的に用いられている。ホストCPUですべてのRAID5の制御を行う、従来の「ソフトウェアRAID」は専用ハードが不要なので低価格であり、さらに、高速なホストCPUを利用するので限界性能が高いという利点がある。一方、(a)CPU負荷率が上昇する、(b)RAIDからのOSのブートアップができない、(c)ディスク活線挿抜ができない等、の欠点がある。そこで我々は、ソフトウェアRAIDの長所を生かしながら上記の課題を解決すべく、ホストCPUでRAIDのデータ分散・集合制御等を行うソフトウエア(デバイスドライバ)と、パリティ生成・OSブートアップ・ディスク活線挿抜等を行うアクセラレータハードを統合して、高性能・高信頼・低価格を実現するPCサーバ向け「ハイブリッドRAID」を開発した。本報告ではアクセラレータハードでパリティ生成を行いCPU負荷率を低減する方法について述べる。
- 一般社団法人情報処理学会の論文
- 1996-09-04
著者
-
松並 直人
(株)日立製作所システム開発研究所
-
兼田 泰典
(株)日立製作所システム開発研究所
-
大枝 高
(株)日立製作所システム開発研究所
-
八木沢 育哉
(株)日立製作所 システム開発研究所
-
荒川 敬史
(株)日立製作所 システム開発研究所
-
荒川 敬史
(株)日立製作所システム開発研究所
-
八木沢 育哉
(株)日立製作所raidシステム事業部
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