オンラインシステムを対象とした高多重プロセッサ高性能制御方式の提案
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概要
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大規模オンラインシステムの普及とともに、コンピュータシステムに対する処理能力のニーズも増大している。これに対する対策の一つとして、複数のプロセッサにより主記憶を共用する密結合マルチプロセッサ(TCMP)上でのオンライン処理が考えられる。オンライン処理では、主にデータベースの参照更新、および端末とのやりとりにより、処理が進められる。従って、タスク実行と、入出力を繰り返す形の負荷が複数並行して、実行される。このため、プロセスの切り替えが頻繁に発生することが特徴である。また、メモリDBの導入により、プロセスに対応したメモリの負荷も増大している。我々は従来、リソースの競合とその解決に要するプロセス切り替えオーバヘッドに着目して、検討を行って来た。本報告では、プロセス切り替えオーバヘッド自体に着目してその削減をねらった。また、プロセス切り替えを利用したメモリ負荷の低減策を合わせて検討した。
- 一般社団法人情報処理学会の論文
- 1991-02-25
著者
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