三重対角行列の固有値を求めるための諸算法について
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概要
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密な実対称行列Aに関する標準固有値問題Avi=eivi(i=1,2,...,m,,..n)を解くためには、行列Aを鏡像変換行列Hを用いてT=HLAHのごとく三重対角行列Tに変換し、Tに関する固有値問題Tqi=eiqiを解いてから、V=HQの逆変換を行なえば良いl)。の固有値を求めるためには何等かの反復計算ガ必要であるが、どういう場合にはどの算法ガ有利かについて、100次元のテスト行列(FrankMatrix,BlockNatrix,RandomNatrix,HuckelKatrix)を用いて性能評価テストを行なったので報告する。
- 一般社団法人情報処理学会の論文
- 1991-02-25
著者
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