マクロレベルの教授・学習支援のための知識の構造化について
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概要
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知的CAIシステムにおいて学習者のレベルに合った指導戦略、学習者理解モデルの生成、専門教材知識の表現法が重要課題である。一方、実際の教育現場で実用化が求められているのは教師一学生一教育課程のマクロレベルでの連係である。整合性のある教育課程、学生の理解レベルにあった講義、理解を支援する指導体制が必要である。電気工学の世界を例に高専のような専門教育レベルでの支援システムの開発研究を行なっている。特に対象領域の学問体系、教育課程の知識表現、専門教材知識の構造表現および学習者の理解度(概念の定着度)の評価・表現法が重要課題である。フレームにより教育課程をも考慮したマクロレベルの教材知識の階層表現法を提案した。そのオーバーレイモデルの形式で学習者理解モデルを、それらを基に指導者モデルを生成することができる。これらの概要について報告する。
- 一般社団法人情報処理学会の論文
- 1991-02-25
著者
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