問題解決過程のモデル化のための知識表現法 : 電気磁気学を対象として
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概要
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対象世界の諸々の現象,法則,概念等を理解して,それらを新たな問題に適用する能力を養成するために問題演習型の知的CAIシステムの研究が行われている.対象が物理現象のような場合,数学を道具として駆使し解を求めるため,対象世界-数学の関係の理解が重要な鍵になる.すなわち単に問題が解けるだけでなく,対象世界の諸概念や現象や成立原理を定性的かつ定量的に理解し,説明できなければならない.したがって「一般的な概念や成立原理・現象の理解」を支援するため検討事項は,(1)どのような知識がどのような局面で必要か?という分析,(2)それら知識の表現法,(3)問題の解決過程における知識の利用法である.現在試作中の「電気磁気学の問題を解いて教えるシステム」における,問題の解決支援のために必要な知識体系の基本的な枠組とその表現法について検討を行ったので報告する.
- 一般社団法人情報処理学会の論文
- 1993-03-01
著者
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