オブジェクト指向型のプロダクト管理モデルについて
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概要
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ソフトウェアの開発プロジェクト内のデータを厳密に管理することが品質の良い生産物を生産する時の本質である。当然、生産物を管理することはソフトウェアの開発での重要な要因であるが開発プロジェクトでのデータの流れを適切にコントロールする外部環境が生産性と品質の決定要因となる。つまり、生産物の構成が決定されると開発中その構成の変化が少ないものを管理するバージョン管理でだけでなく、そのバージョンの変更を起こす元になるデータを管理しバージョン管理を適切にコントロールする外部環境が必要となる。そこで、本論文ではソフトウェアのライフサイクルの中の下流工程においてソースコードや実行ファイルのバージョン管理だけでなく、試験工程の発生するバグをも管理の対象とし、このバグを管理することにより試験を適切にコントロールするプロダクト管理モデルを明確にし、オプジェタト指向の考えを用いて、本モデルの管理対象のカプセル化を提案する。
- 一般社団法人情報処理学会の論文
- 1991-02-25
著者
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