ビジネス・アプリケーションを対象としたRAD型オブジェクト指向開発手順の考察

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概要

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オブジェクト指向によるソフトウェア開発の手法にはOMT手法、Shlaer&Mellor手法を始めとする様々な手法が提案されている。しかし実際のビジネス・アプリケーションヘの適用を考えた場合、その具体的な作業の進め方や開発体制をどうするのかといったプロジェクトの運営に関する課題を残したままとなっており、実際の適用を検討する上で、それらが、プロジェクト管理者を悩ませる大きな障壁="適用を躊躇させる要因"となっている例も多いと聞く。今回、我々はあるビジネス・アプリケーションを対象とし、具体的なラウンドトリップ形態でのオブジェクト指向開発手順を考案,試行適用した。本発表ではその方法を紹介すると共に、試行適用を通して行った問題解決の結果により、その特性についての考察を行う。
一般社団法人情報処理学会の論文
1994-09-20

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